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終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?|ブックカバーチャレンジ Day4

Day4のブックカバーチャレンジでラノベ枠から選んだ本は、タイトルが異常に長い”終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?”です。マジなげぇ。

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黒枠のKindleだと遺影みたいだな…。ブックカバーチャレンジなのでFireで写真撮りましたが、読むのはPaperwhiteで読んでます。

ーAmazonより引用

“人間”は規格外の“獣”に蹂躙され、滅びた。たったひとり、数百年の眠りから覚めた青年ヴィレムを除いて。“人間”に代わり“獣”を倒しうるのは、“聖剣”と、それを扱う妖精兵のみ。戦いののち、“聖剣”は再利用されるが、力を使い果たした妖精兵たちは死んでゆく。「せめて、消えたくないじゃない。誰かに覚えててほしいじゃない。つながっててほしいじゃない」死にゆく定めの少女妖精たちと青年教官の、儚くも輝ける日々。

基本、ファンタジー×恋愛は好きなんです。で、この物語には、家族要素が詰まっていて、それも好きです。そして、やっぱり切ない物語です。段々と読んでくのがツラくなりつつ、若干理解するのも難しい内容なので、結構読み返したかな。アニメもあるので、そっちの方が理解はしやすいかも。

「マジでぇ…」と何度も思うのだけど、実はこの物語はまだ絶賛続編が連載中。(続編もタイトルは長い)続編の方でも「マジでぇ…」と思うことが続いているが、切なさを感じつつ、どこかで救われるものがあるんだろうと信じて読み続けています。

もちろん、幸せを感じれる部分も多々あるんです。逆に、普通に育ったなら得ることができなかったであろう幸福も、家族愛と呼べる光景なども。それでも、この境遇がなぜ生み出されたのか。それが段々と解き明かされていきます。そして、その代償も。

ファンタジー要素である"聖剣"の描写は、かなり好き。分解できる剣とかヤバいし、そのシーンが幻想的。続編には、"聖剣"の設定データなども公開されたりと、細かい設定とかも魅力的な作品。

# ちなみに、お気に入りキャラは"ネフレン"です。



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