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プチリファレンス PHP4|ブックカバーチャレンジ Day7

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最終日のDay7のブックカバーチャレンジでビジネス枠から選んだ本は、”プチリファレンス PHP4”です。

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「おい、それビジネス書じゃねーよ!」というツッコミは当然だと思いますが、仕事人生の中で一番自分の助けになってくれた本は何か…と思うと、この本しか出てこないです。世に出回っているビジネス書は、「なるほど」と思うことはあっても、この本ほど、働く上で自分自身を助けて支えてくれた本はないので。

ご覧いただく通りボロボロで汚いです。今はPHP(プログラム言語名称)もバージョン7になっているので、バージョン4の全盛期は、20年近く前です。

# この前、ブログをAWSに移設する際に、初めてPHP7で書いたけど、関数名(ExcelだとSUMとかそういうやつ)が変わってて死ぬかと思った…。

今でこそ社会人になり、書籍を買う余裕ある生活ができていますが、まだ駆け出しのペーペープログラマーであった頃、1冊平均1,500~2,000円する技術書は、貴重なものでした。(ちなみに、初めて見習いプログラマーとして入社した会社の給与は最初10万でした。)

この本は、いわゆる辞書みたいなもので、辞書として持ち歩ける小ささであったこと、逆引きができたことで買った記憶があります。

なにかを作る時に「どうしたら実現できるか」と考えた時とかに逆引きしたりとか、「あの関数名、忘れた…」とか。その都度開いていたので、のべ10年ぐらい会社と自宅の机に置いていたのでこんなになりました。

オレももう現役プログラマーではないので、本を開くこともないですし、既にこの本に載っている内容は、現時点のPHPでは結構使えないのですが、この本だけは捨てれないですね…。なんだろ。人生で誇れる時間の証明書的な…?

決して、オレは優れたプログラマーではなかったんだけど、プログラマーになって初めて仕事がおもしろいと感じたし、今でも働く上での考え方の支えにもなっているし、何より自分が作ったモノをお客様が喜んで使ってくれているってのは、”誇り”を持てたんだよね。

仕事でオレと関わったことがある人は、なんとなく分かると思いますが、"自己承認力"が低いオレからすると、自分で”誇り”とまで言っているのは信じがたいことかも知れません。

だから、そんな自分を築いてくれたこの本は捨てられないし、このブックカバーチャレンジのラストの一冊とさせてもらいました。

さて、Day7まで来ましたので、これでブックカバーチャレンジはおしまいです。お付き合いいただき、ありがとうございました。

本来なら、次の方にバトンを渡すのですが、敢えて渡しません。バトンの代わりとして、この一行で締めたいと思います。

ーーあなたにとって、人生の支えとなった本は何ですか?