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noteでPjMとして働いて2ヶ月が経ちました

こんにちは。noteでプロジェクトマネージャー(以下PjM)として働いて2ヶ月が経ちました。

本当は、3ヶ月経ったら記事にまとめようと思っていたのですが、同職種の求人に私のnoteへのリンクが付いており、全く何も仕事のことを書いた記事がなかったので、慌てて書き始めた今日この頃です(汗)

自分でも忘れちゃうので書いておくと、2020年4月16日にnoteに入社しました。2ヶ月ちょっとです。かんたんにこの2ヶ月を振り返りつつ、お仕事の内容をまとめようかと思います。

noteに入社をしたワケ

noteに入社を決めた理由は、いくつかあります。

1.前々職の同僚が生き生きと働いているのを見ていた
2.お客様を大切にする
3.仲間のレベルが高く自身も成長できる
4.自身の日常がクリエイター思考に戻れる可能性
5.自身が働いていることを誇れる

ざっくりまとめると、この5つ。

1.前々職の同僚が生き生きと働いているのを見ていた

まんまなのですが、一緒に働いていた同僚がnoteで働きはじめてから、たまに会う飲み会で生き生きとしていたんですよね。単純に「楽しそう」に見えました。

同じ大変さを味わった戦友が楽しそうに働いている職場。それはかなり角度が高い安心感を得れたのは事実で、入社後もそれは実感しています。

ひとつ、それを物理的に証明するとしたら、noteに入社してから私は煙草を吸わなくなりましたね(苦笑)

2.お客様を大切にする

転職する上で個人的に譲れないものってあるじゃないですか。私の中でそのひとつが「お客様を大切にする」か、なのです。

まぁ、企業活動をする上で当たり前なことだと思います。売上・利益は、お客様からいただくお金なわけですから。

それでも、働いていると、この「売上・利益」と「顧客要望」を天秤にかける機会はごまんとあるわけです。その”天秤の度合い”が、個人的に譲れないポイントなんです。

例えば、サイトを作る上で契約を促進するために、”あらかじめ確認事項のチェックボックスにチェックを入れておく”とか。ここらへんが”天秤の度合い”です。

確認事項を表示させるならば、”確認すべき”と意思を示しているのに、”契約促進のため”という理由で、チェックボックスにあらかじめチェックを入れる。

どっちの気持ちも分かるので結果はどちらに転んでもいいんですが、「ここでのチェックボックスは、訪れてくださったお客様にチェックを入れていただくべきだ。」そういう議論ができる会社で働きたいというのがあるのです。

noteには、MVV(ミッション ビジョン バリュー)があり、”クリエイター視点で考えよう"が、お客様を大切にすることを示しています。面接でも、その”天秤の度合い”については質問をさせていただき、クリエイター(お客様)視点で物事を中長期視点で考えていることをお聞きしました。

また、CXOの深津さんがおっしゃっている"お金は「目的地に向かうためのガソリン」のようなモノ"という考え方もストンと腹落ちし、「この会社で働きたい」と思いました。

入社してからも、PjMとして働いていますが、”天秤の度合い”をはかる議論を重ねれる環境であり、会社全体がクリエイターの方々のことを考え続けていることを実感しています。

3.仲間のレベルが高く自身も成長できる

これも転職をする上で重視した点です。以前私は、Amazonで働いていたことがあるのですが、Amazonでは本当に一緒に働く方たちのレベルが高く、切磋琢磨した日々でした。やはり一緒に働く人たちから得られるものは大きく、視座も高くなります。

年齢からシニア側の人間ではあるのですが、"成長する=学ぶ"という場所に身を置くことで、自然と成長できるところで働きたいという思いがありました。

CEO、CXO、CTO含め役員陣の方はもちろんのこと、一緒に働くチーム、会社の皆さんの視座が高いです。

なんというんでしょうか。スキルが高いとかも、もちろんあるのですが、熱量がとにかく高い。その熱量をサービスに落とし込み、クリエイターの方々にどう喜んでいただくかを真正面から挑んでおり、それを実現するためにスキルなりがあるというイメージです。

一緒に働いていて、「あぁ、そういう考え方もあるのか」とか「そういう実現方法もあるのか」とか、日々得れるものが多く、成長するネタには困りません。

また、毎週の全体会議でCEOからのお話を聞く場があり、フランクに視座の高い話をしてくださる。堅苦しくつまらない社長の話ではなく、普通に新聞のコラムみたいなコーナーになっていて、「なるほど」と感じることが多いなど、身近なところにも成長できる種が転がっています。

4.自身の日常がクリエイター思考に戻れる可能性

これはホントにnote入社して良かったなって思う点。

昔は、バックエンドのエンジニアをやっていて、比較的残業も少ない会社にいたので会社から帰ってきた後にプログラムの勉強をしたり、家族の写真を撮ってブログを書いたりなど、ちょっとした創作活動をする習慣がありました。

ある時期から、その創作活動をまったくやる気が起きなくなりました。実質、忙殺されていたというのもありましたが、毎日8時間向き合う業務内容と創作活動がかけ離れ過ぎていて、気持ちが乗らないというのが大きかったように思います。

転職活動をしていて、「もしかしてnoteならその気持ちが変わるのでは?」と思ったのです。単純にnoteというサービス自体が創作をするクリエイターが集まっていること。そして、そのクリエイターの方々を支援する立場に立つこと。それを毎日8時間接触することで、心情が変わるのではないか。

これは、入社後少しずつですが変わってきています。他のクリエイターの方々の記事を読んだり、プログラムの勉強をしはじめたり、こうしてnoteを書いたり。そして、それが"楽しい"と思える。そういう"心のゆとり"が生まれたのだと思っています。

5.自身が働いていることを誇れる

これは単純です。自分の子どもに自分がやっている仕事を胸張って言えるかです。胸張って「創作活動をする人たちを支援するお仕事をしているんだよ。」って言えます。

以上の5つが入社を決めた理由です。

PjMとしてnoteでやっていること

さてさて。残念ながらまだ世に出ていないプロジェクトを担当しているので詳しくは記載できないですが、ざっくり書くと大きく2つをやってます。

1.メンバーが迷うことなく邁進できるよう要件と進捗を管理
2.ステークホルダーとゴールのすりあわせ

この2つを走るためにいろいろなことをやるのですが、大きく分けるとこんな感じです。

- 企画・計画立案

大きなプロジェクトは、大枠はうっすら決まっています。「こういう層にこういう機能を提供して、こういう成果を目指したい」など。それを実現するために開発が必要な場合、企画と計画を立案していきます。

なお、noteでは企画と計画も、PjMがひとりで決めるというわけではありません。チームでプロジェクトを進めていくので、チームメンバーともすり合わせして、CEOやCXOに確認を取るという感じです。

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開発計画案を3パターン出してCEOに確認をした例
(モザイクだらけでわからない図 その1)

- 進行管理・問題解決

プロジェクトはナマモノです。放置しておいたら腐ってしまったり、凍りついてしまったりします。それをほどよい状態にしておくのが、進行管理と問題解決だと思っています。

進行管理は、単純に工数とマンパワーの管理ですね。問題解決は、問題が起きたら詳細を把握し、解消方法を模索します。合わせてそれがスケジュールにどのくらい影響を与えるのかなどを調整しています。

これも当然ですが、PjMがひとりで決めることではありません。残念ながらPjMはエンジニアでも、デザイナーでもないので、細かい部分の仕様や工数などはわかりません。情報収集をしながら、管理と解決をしていきます。

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開発側とのタスク管理はGithub/Zenhubにてカンバン方式で管理している
(モザイクだらけでわからない図 その2)

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担当しているプロジェクトの成果物ごとに細分化して工数管理している例
(モザイクだらけでわからない図 その3)

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担当しているプロジェクトで方針転換をするにあたり
改修ポイントを整理し問題解決を進めた例
(モザイクだらけでわからない図 その4)

- 品質管理

エンジニア、デザイナーが開発した機能が仕様想定の動きをするか、バグや文言修正などないかをチェックする。

- リサーチ・分析

プロジェクトで開発する機能の企画・立案にあたり、他サービスのリサーチを行います。また、プロジェクトで機能をリリースした際には、数値分析を行い、PDCAのサイクルを回します。

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数値分析の定点観測化の事例
(モザイクだらけでわからない図 その5)

ざっくり2ヶ月分まとめるとこんな感じ。まだまだ、これからはじめることもたくさんあるので、もっとやることは多岐にわたるのではないかと思っています。

noteでのPjMで楽しめること

PjMは、プロジェクトをゴールに導く"先導役"だと思っています。ただ、noteではプロジェクトだけでなく、note全体のサービスの動きや今後の方向性も見据えて動いていくことができる点が楽しいと感じています。

単にスケジュール調整を行うだけでなく、プロジェクトを進めることでnote全体がどう変わっていき、ご利用いただくクリエイターの方々にどのような影響を与えていくのかを、中長期目線で関われる点は楽しいですね。

そして、スピードが速いです。”速い(速度がある)””早い(時間が短い)”の双方を体感できます。

PjMの場合、承認階層はほぼ1階層です。チーム内で「こう進めたい」と方向性がある程度まとまったら、あとはCEO/CXOに確認。確認もSlack上で行うことが多く、当日内で方向性が決まり、翌日(上手く行けば当日)からは開発がスタートできます。

また、noteでは、CEO/CXOが開発への理解度が高い。エンジニアやデザイナーと同じコミュニケーションがほぼ成立するため、ざっくりした情報だけ伝えれば大まかな合意を得れる。必要な場合は、詳細なデータなり構造なりを見せればそれに対しても意見をもらえる。

単純に「どっちにしようかな…」と悩んだ際にも助言をもらえるので、「開発したはいいけど、方向性が違うので全部やり直し!」みたいなことが起きにくい。

そして、なによりそのプロジェクトをチームで進めていくことができます。通常だとPjMは、"指示系統"になることが多いと思います。プロダクトオーナーが方針を固め、その方針に沿う形でエンジニアとデザイナーに指示を出し、スケジュールを管理するのが一般的。

noteでは、プロジェクトを進める上でチームで「どうするべきか」を議論しながら進めていきます。デザイナーが「顧客体験上、こういう見え方に統一したい」とか、エンジニアが「こっちの見せ方にすると処理が複雑になるけど、こういう見え方にしたらシンプルで処理も軽くなる」とか。

それぞれのプロの意見が出てくるので、それを引き出しつつ、スケジュールに合ういい感じの着地点を模索していきます。そのやりとりが、"チームでサービスをチームで作っている。"と実感できます。

一緒に働く仲間を募集しています

えらく長くなってしまった…。長すぎるのでそろそろ終わりにします。

noteでは、今後大規模なプロジェクトが多くなるため、PjMを募集しています。このnoteを読んで少しでも興味をお持ちになられた方は、ご応募お待ちしています!一緒にサービスをつくっていきましょう!


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