ゆさゆさおみくじ
子どもが生まれると夜に恒例行事が発生する。その名を「寝かしつけ」という。子どもが寝るまで一緒に布団に入るというものだ。
平日は、ヨメが寝かしつけをし、土日はオレが寝かしつけをしている。ちなみに、小学6年生の息子に寝かしつけという行事が必要なのかという議論は何度かしたのだが、ヨメが「寂しいじゃん」という理由で続いている。
平日は、だいたいオレが仕事を終えて風呂に入るくらいにヨメと息子が寝る。だいたい21〜22時ぐらい。寝室から「アレクサ、”おやすみのうた”を歌って」とアレクサの歌声が響き、最後に息子が「アレクサ、おやすみ」と言うのが我が家のルーティン。
(アレクサの”おやすみのうた”は歌詞もメロディも素敵。ぜひ聴いて欲しい。)
オレが風呂を出て髪を乾かしたりしながら、23時くらいまで”報道ステーション”を観たり、夕飯後に出た洗い物をしたり、30分だけアニメを観たりする。
23時になっても、寝かしつけに参加しているヨメが戻ってくることはまずない。そう、寝落ちしているのだ。寝かしつけをしながらスマホを見ているはずだが、もう何年経ってもこの沼から脱出できず、寝てしまう。子育てあるあるだろう。
23時から始まる”news zero”がはじまるタイミングでヨメを回収するために寝室に向かう。寝室の扉を開けると寝落ちしたヨメと既におかしな位置まで寝ながら移動している息子を目撃するわけだ。
オレはヨメを起こすため、身体をゆさゆさする。ひざだったり、つま先だったりをゆさゆさするのだ。
ここまでは、どこの家庭でもあることだろうが、このマガジンは「やまだ家の秘密」なので、ここから23時の秘密コレクションを綴ろう。